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病院

2010–05–08 (Sat) 02:39
この病院には怪談があった

この病院は戦時中に使われていた病院を改築してつかっているらしい

病院には地下があってそこには今は霊安室がある

だから患者さんは地下の方まではなかなかいかないのである

だがこの病院の怪談はその地下の霊安室にある

~その霊安室は戦時中捕虜をそこに置いておくためにあった

~その捕虜の部屋ではいつもうめき声が聞こえたと当時の看護士が言っていたのを聞いたことがある

~その捕虜の部屋が現在の霊安室にその捕虜達の霊がでるらしい


とくだらない噂だけが飛び交っていた

だからこそ私がそこに赴いた

最初そこにはただの霊安室が広がっていた

そこにはいくつか死体が安置されていた数は2つだった

そこに3つ目の死体が運ばれて事態が動いていく

少しずつ風景が変わり

そこには3人の日本人ではない「人」の形をした物が居た

ベットが4つあったがそこにいたのは3人


そこに居たのは日本人ではない

なにかを言ってるようだが理解ができなかった

その人の形をした何かはずっとなにかを呟いているが

その人の形をした物は手足がなく

そこらかしこに包帯を巻かれ

片目がなかったり

手が生えている場所からは別の人ならざるものの手が生えているがいたり

足にはまるでさもそこになにかをつなごうとした痕が残っていたり

様々な形容のしがたい手術を受けた痕跡が見られる

その物が一斉にこちらを見た

片目が赤く血走った3つの目が私を捉えた

その物たちはベットからこちらにこようとその体を引きずりながら

こちらに迫ってくる

扉の外には元居た病院が見えている

引き返せば助かるだろう

だがその目から逃れようとした私の葛藤などなかったかのように私の体は動かない

動いてくれない

その物がこちらに迫るその時扉の外から音が聞こえた

看護士の足音だろうか

その音と共に金縛りがとけ一目散に私はその扉の外に出れた

最後に聞こえた言葉だけがなぜか理解できた気がした

彼らはこう言っていたのだ

「私を殺してくれ」










その捕虜の部屋は
戦時中に人体実験が行われた部屋だそうだ
もちろん記録にはない
だがそこで昔働いていた看護士はまだ生きていた
そこにあったのは地獄だった
今思い出しただけでも吐きたくなる
あそこの掃除だけをまかされていた私ですら
それはすごい額の口止め料をもらい今生きているんだ
まだあそこにいた首謀者も生きてるんじゃないか


病院の話
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